タイ人やフィリピン人など外国人労働力を受け入れる台湾

台湾の現地の方々の賃金は、日本に比べると低いのですが、それでも最近では急激に近代化が進んでいるために、以前よりもかなり賃金が上がってきました。

 

そのため、海外の更に安く済ませられる労働力に注目が集まっているのです。

 

たとえば、日本と同じように工場などの生産拠点を海外に移しているような企業も多くなってきています。

 

しかし、コストを抑えることが出来る代わりに、いわゆる産業の空洞化が懸念されてもいるのです。

 

これは、日本でも同様の問題を抱えています。

 

そして海外に拠点を置くだけではなく、1989年から海外からの労働力を国内に受け入れて働いてもらうという施策をおこなっていて、現在では台湾国内で働いている労働者は非常に多くなっています。

 

中でもタイ人、フィリピン人の割合が多く、全体のおよそ九割をも占めているのです。

 

ただ、こういった労働力としての受け入れは、台湾人の雇用を守ることを前提としておこなわれていますから、外国人に対して支払われるお給料は最低賃金以上であること、さらには治安を乱さないこと、産業高度化を妨げないこと、といったようないろいろな条件があります。

 

日本人が台湾での就職や転職を考えているという場合にも、いろいろな制限が設けられていますから、どんな仕事でも簡単に就けるわけではないのです。

 

ただ、台湾で発展しているITやハイテク産業ですと、日本人向けの求人情報がたくさんあります。

 

科学工業園区に入居している日本企業の台湾法人もいろいろとありますし、日本で就職した上で台湾に駐在員として派遣されるといったようなケースなどでしたら、雇用の制限などもまた違ってきます。